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トピックス:上海市電子税務局における「非居住者企業クロスボーダー課税」業務の開通について

2023年6月30日

 「非居住者企業クロスボーダー課税」業務は、中国国内に機構、事業場所を有しない非居住者企業が、非上場企業(限定販売株を含まない)に由来する持分譲渡所得の取得時の、譲渡契約書情報の届出、譲渡契約の納税義務の判断及び税金の自動計算、企業所得税(源泉徴収義務者を有しない場合)、印紙税などの自己申告を行うことができる。

一. 当業務では下記の操作が可能である。
1. 非居住者企業の税務担当者(国外の個人)による国外ユーザ登録ができ、企業情報を登録して企業コード (FJで始まる18桁の数字コード)を申請し、企業アカウントを作成して電子税務局を利用することができる。
注:国内の個人が非居住者企業のために納税業務を代行する場合は、個人のアカウントで上海市電子税務局にログインし、非居住者企業のために企業コードを申請することができる。
2. 企業アカウントの作成後、企業アカウントから電子税務局にログインし、持分譲渡所得に関する企業所得税、印紙税などの申告及びクロスボーダー取引に係る税金をオンライン納付することができる。

二. 譲渡された中国居住者企業が上海市企業の場合は、上海市電子税務局から申告する。
譲渡された中国居住者企業が上海市以外の省市(直轄市、単列市)企業の場合は譲渡された中国居住者企業が所在する省市(直轄市、単列市)の電子税務局に登録し申告する。