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上海市における社会保険料納付比率の一部引き下げについて

2016年3月31日

【主要内容】
上海市人民政府は、2016年1月1日より社会保険料納付比率の一部引き下げを決定した。

1.具体的な内容
今回の調整対象は養老保険、医療保険、失業保険の三種類である。

企業負担の総体納付比率を2.5ポイント引き下げ、五険一金の企業負担を合計で39.5%とする。

個人負担は以前と同じく17.5%である。2016年1月1日から正式な通知が公布されるまでに、以前の比率に基づき支払った保険料は、

企業に返金されるが、手続きに一定の時間がかかる。


2.保険加入者に対する影響
目下、上海市社会保険基金の収支情況は良好であり、ある程度の蓄積及び余剰金も発生しているため、今回の納付比率引き下げに伴う加入者への影響はない。

調整後の社会保険及び住宅積立金の納付比率(企業負担)


付注1:納付基数の上限・下限は昨年度の上海市従業員平均月給60%~300%に基づき計算されたものである。

2015年度の平均月給はまだ公開されていないため、上記データでは2014年度の平均月給5,451元に基づき計算している。


付注2:上記データの単位は元までであり、実際の納付金額とは若干の差異が生じる。

付注3:労災保険の納付比率は、業種ごとの基準比率(0.2%、0.4%、0.7%、0.9%、1.1%、1.3%、1.6%、1.9%)に、

昨年度の企業保険納付率及び労災事故発生率等を考慮して変動比率が決定される。



【通知全文については下記URLをご参照下さい】

http://www.shanghai.gov.cn/nw2/nw2314/nw2315/nw4411/u21aw1115318.html

http://www.12333sh.gov.cn/201412333/xwzx/zxdt/201603/t20160322_1243357.shtml